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長徳寺由緒：開基住職は順空で、寺伝によれば松尾姓を名乗り1580（天正８年）大阪において本願寺顕如上人より順空の法名を賜ったとあります。帰郷後に長徳寺源流を築いたこととなります。寛永年間（1630年）年代に本堂伽藍も整い、本願寺より寺号・本尊・宗祖御影などの宝物も許可されました。福岡城下町の「那珂郡福岡城下東職人町 長徳寺」として世に送りだされました。山号の由緒となる名島の地に起ったとされ、薬院を経て1630年ごろ（寛永年間）福岡（中央区）舞鶴の地へ領主黒田長政より寺領の寄進を受け約250年の時を過ごしました。松尾博仁（代１５世住職）の代に、都市化に環境悪化の著しい舞鶴の地を離れました。新天地は、1984年（昭和59）年に現在地の小笹に移り今日を迎えております。