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教法寺は糸島市の東部、井田というところにあります。
当寺第七世釋大信の『教法寺開基の由来記』によると、開基である玄意は高祖城の原田家第四十五代当主であった原田了栄の家臣であったことが記されています。その当時、了栄の家臣に原田の姓のつく名が１４名程挙げられており、恐らくその中の一人が教法寺の開祖の玄意とされ、四十六代続いた高祖城原田家の菩提を念じて、原田家の菩提寺であり金龍寺を前方に見るところ、井田の地に教法寺を開基したと推測されています。
尚、教法寺の寺号は本願寺第十二代准如上人より賜っています。