行事案内

現在、宗派では重点プロジェクトに＜貧困の克服に向けて～Dāna for World Peace～＞－子どもたちを育むために－を掲げて「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)に取り組んでいます。福岡教区においても、宗派と同じ実践目標を掲げて取り組みを進めています。

新型コロナウイルスの影響で、第４期前半の２年間は寺院活動・実践運動に大きな制限を受けることになりました。現在もまだ感染は収まってはいませんが、「新しい日常」のもとに、徐々に可能な限りの活動開始・再開を模索しています。

一方で、貧困問題は更に厳しくなっているようにも感じます。特に新型コロナウイルス感染拡大によって仕事を失う等の経済的に厳しい状況に陥る人が増える中、今年からは生活に必要な様々な物の値段が上がり続けています。政治や行政によるさらなる貧困対策も急務でしょう。

宗門でも「子どもたちの笑顔のために募金」の実施、子ども食堂や学習支援の奨励といった具体的な提案を行っていますが、特に子ども食堂は支援のための体制作りや責任の大きさから、最初の一歩を始めるハードルが高いようです。

そこで、今回は宗派を超えて取り組まれている「おてらおやつクラブ」について学び、具体的な支援活動の選択肢の一つとして、教区内の寺院・組の皆様にご紹介をさせていただこうと考えております。

募金以外の支援方法を探している方、おてらおやつクラブの名前は知っているが具体的な活動を知りたい方等おられましたら、ぜひご参加ください。