大会
第5連区ビハーラ研修会
ビハーラ」(Vihāra)とは、古代インドにおいて仏教経典の記録などに使用されたサンスクリット語で、「精舎・僧院」「心身の安らぎ・くつろぎ」「休息の場所」を原意とします。私たちの「ビハーラ活動」とは、「生・老・病・死」の苦しみや悲しみを抱えた人々を全人的に支援するケアであり、「願われたいのち」の尊さに気づかされた人たちが集う共同体を意味します。各教区・特区のビハーラ団体においては、「ビハーラ活動」の理念のもと、活動を継続してきました。
さて、新型コロナウイルス感染症は流行の発生から3年が経過しようとする現在も感染拡大が続いています。感染によって重症や後遺症に苦しむ方、さらには亡くなられた方や大切な人と死別された方も数多くいます。社会的にも営業や移動の自粛など、経済や日常生活に制約がかかり、私たちを取り巻く状況は大きく変化しました。ビハーラ活動においても茶話会や面会など、当たり前にできていた対面での活動が以前の状態で継続できなくなっています。
このように新型コロナウイルス感染症によって多くの方々が苦しみ、社会が急速に変わっていく厳しい状況のなかで、苦悩や悲嘆を打ち明けることができない孤独のなかにある方を置き去りにせず、共に踏み出していくためにはどのように取り組めばよいのでしょうか。2022(令和4)年度第5連区(九州)ビハーラ研修会を開催するにあたり、「コロナ禍による社会変容とビハーラ活動―共に生きるために 一歩踏み出そう」をテーマに共に学びを深め、「ビハーラ活動」の実践を拡げていく機縁とさせていただきます。
日時 | 2022年10月25日(火)13:15~16:10 |
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開催形式 | 本願寺福岡教堂よりオンライン開催(ZOOMを使用)
参加方式は以下の2パターンを設定しております。
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基調講演 | 田代俊孝さん(仁愛大学学長) |
パネリスト |
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日程 |
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募集人数①各自宅等より視聴する場合〈推奨〉 |
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募集人数②各教区教務所・沖縄県宗務事務所にて参加する場合 | 各教区・特区により会場や定員が異なります。 また、感染症の流行状況により各教区・特区会場を設置しない場合もあります。 詳しくは所属する各教区・特区ビハーラ事務局にお尋ねください。 なお、福岡教堂では福岡教区の方の募集とし、30名を定員といたします。 |
対象者 | 第5連区内各教区・特区 ビハーラ会員・活動者、ビハーラ活動に関心のある方 |
参加費 | 1,000円(資料冊子代として) |
申込方法①各自宅等より視聴する場合〈推奨〉 |
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申込方法②各教区教務所・沖縄県宗務事務所にて参加する場合 |
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主催 | 浄土真宗本願寺派 ビハーラ活動推進委員会 |
主管 | 第5連区ビハーラ協議会(担当:福岡教区) |
お問い合わせ |
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